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「ガン終焉の時代」の到来 (3)鈴木修一著

血液と細胞の正しい関係が分かれば、全ての病気の正体が見えてきます。
自律神経のバランスを崩すような、極端に偏った食事/生活/仕事を続けていますと、血液の質や血行が悪くなってきます。最初はいろいろな不定愁訴が現れて体調不良になり、それが重くなると”病気”になります。偏った日常生活によるストレスや冷えのために、血行が悪くなってきますと、まずかゆみ/凝り/痛みなどになり、やがて熱が出たり腫れたりして、”炎症”に発展します。それらの症状を、消炎鎮痛剤やステロイド剤などで抑えようとしますと、いったん症状が軽くなり病気が快方に向かうかのような錯覚をします。しかしこれは”一時しのぎ”にしかすぎません。かゆみ/凝り/痛みそして炎症ですらも、実は病気ではないのです。
本当の病気は、”血液の質や血流の悪化による、細胞の弱体化や壊死(えし)”なのです。これが進行すると私たちの命が危険にさらされます。そのため私たちの体は、それを改善させるためにホルモンの働きで、血流を改善しようとして患部に血流が押し寄せます。それが痛み/熱/発赤/腫れ/炎症なのです。消炎鎮痛剤やステロイド剤で
痛みや炎症を抑えるという意味は、”その血流を止めて、血流回復反応を遅らせること”なのです。ですから一時的に痛みや炎症はやわらいでも、血流障害は逆に進行しています。だからクスリが切れるとまた痛み出すのです。
それが長期化したらどうなるでしょうか?
血流障害や冷え、血液の質の悪化がさらに進行し、今度は潰瘍や結石、血栓、ガンに進行していくのです。

このように私たちが病気になるときは、必ず”血液の質の悪化”と”血流障害”が絡んでいます。
ガンも例外ではありません。血液が体細胞(=肉体)を造る大本ですから、血液の汚れに伴って細胞が病変化していくのは自然なことです。その段階で、食事や生活を改善して”血液を浄化”すれば、初期の体調不良や病気などはすべて治ります。しかしこういった知識が全くなくて、血液の汚れ(=酸性化/粘性化/毒性化など)を長期に渡って放置しますと、血液が次第に腐敗してきます。血液の腐敗は”敗血症”と呼ばれ、そのままですと一週間足らずであっという間に急死してしまいます。そこで私たちの体は、そういう最悪の事態を避けようとします。
血液内の汚れを一か所に集めて残りの血液を浄化して、何とか生命を維持しようとします。これが”ガン腫”の
正体です。前述の優れた人々により発見されたガン細胞の特徴は、冷えや血液の質の悪化、血流障害による”低体温””無酸素呼吸””動物タンパク過剰による血液内毒素の増加””免疫力低下”によるものです。

- to be continued -