ブログ
Blog

「ガン終焉の時代」の到来(7)鈴木修一著

もう30年以上も前から、NCI(=米国国立ガン研究所)では、「ガン患者にいくら抗ガン剤を投与しても、ガン細胞はADG(=Anti Drug Genes)に自らを変化させ、抗ガン剤に対する耐性を獲得して、抗ガン剤を無力化する」(1985年)あるいは「抗ガン剤には強い発ガン性があり、ガン患者に新たな二次ガンを発生させる」(1989年)と報告しています。日本の厚労省や医療業界にとっては、抗ガン剤が効かないのは”周知の事実”です。
にもかかわらず日本のメデイアにとっては、製薬会社は大事なCMスポンサーなので、そんなことを報道するはずがありません。これが国民の皆さんが信じているメデイアの正体です。

この事実に加えて、現代医療は「ガンの定義をとっくに諦めている」という近藤誠医師の内部告発を合わせて考えてみましょう。近藤博士によれば、顕微鏡でいくら観察しても、どれがガン細胞でどれが正常細胞なのか区別がどうしてもつかないので、細胞検査士たちはガン細胞の定義を諦めたそうです。それはそうですよね。血液の質の悪化が病変細胞やガン細胞を造るのですから、その進行度には個人差があります。血液の汚れが進行していればガン細胞が増える(=悪性)ことになりますし、汚れがそれほどでもなければ増えません(=良性)。別に悪性と良性という2種類の細胞があるわけではないのです。ですから時間経過で観察しないと、分からないのが当たり前なのです。

そうすると恐ろしい事実に気がつきますね。
皆さんが「ガン検診こそガンの予防の決め手」と考えて、ガン検診を受ければ受けるほど、もし「ガンと誤診」されて抗ガン剤を投与されたら、本当はガンじゃなかったのに、ガン検診をきっかけに抗ガン剤で「本物のガン」になってしまう危険性があります。予防医学の名医:岡田正彦博士は、「会社で集団検診と言われたら、仮病を使ってでも受けるのをやめなさい」と忠告しています。何という皮肉な話でしょう。

現代という時代は、みんなと同じ流れに入ることがリスクになるような時代なのです。

- to be continued -