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未来栄養学 (9) 鈴木修一

<未来栄養学>

3)美食や過食による血液の酸性化/粘性化による血行不良
肉や肉加工品(=ハム、ベーコンなど)、牛乳や乳製品、魚の切り身、白砂糖やそれを含むケーキや菓子類、白砂糖/保存料/化学合成添加物などが含まれた惣菜類、糖分や添加物の含まれたコーラやジュースなど自販機ものが、血液を酸性化して粘性を高め、血液が流れにくくなって血行不良を起こします。
また体によい食物でも、量を食べ過ぎるとやはり老廃物が増えるもとになりますので、基本食材と4大栄養素を適量食べる食生活がベストです。

4)運動不足による血行不良
全身の血液循環は、よく動くことにより、心臓/肺/筋肉という三種類のポンプが総動員されて、スムーズに行われます。日頃からよく歩いたり、たまにはジムでゆっくりランニングとか、簡単な体操をすることが必要です。

5)日常的な浅い呼吸による血行不良
忙しい現代人は、一日のうち一度も深い呼吸をしたことがないなどという人は多いのではないでしょうか。一日のうち何十回かは、ゆっくり長く吐く息を中心とした深呼吸を行う習慣をつけて下さい。

以上のことに注意すれば、末端の血流を回復させることができると同時に、交感神経側に傾きやすい自律神経を副交感神経側に戻してバランスをとることができますので、ストレスを軽減することもできます。体を動かす時間があまりないデスクワーク中心の仕事をしている人は、末端(=頭脳や手足)の血行不良を防ぐために、最低でも一日に何回かは、吐く息中心の深呼吸を行う習慣をつけて下さい。

- To be continued -