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医者や薬を”盲信”する人が次第に難病になっていく流れ (3)

<医者や薬を“盲信”する人が次第に難病になっていく流れ>

前回/前々回の①項②項では、炎症は病気ではないことと、炎症を治す具体的方法について述べました。このように各種炎症を治すための正しい方法ははっきりしているのですが、大多数の方々はそれを実行しません。「医者に行ったか?」「薬を飲んだか?」ですよね。
それでは医者の処置について、下記に整理してみましょう。

(1) 痛み……頭痛/肩痛/腰痛/ひざ痛/生理痛/関節痛など。

医者はこれらに対して、消炎鎮痛剤を中心とした薬を処方します。非ステロイド系の消炎鎮痛剤は、主成分としてアスピリン/インドメタシン/ケトプロフェンを含み、商品名としてサリドン/バファリン/ボルタレン/クリノリル/ロキソニンと、いろいろあります。これらは体内で、痛みのもととなっている血流調整ホルモンであるプロスタグランデインの産生を抑える働きがあり、一時的に熱が治まり、痛みも和らぎます。しかし下記のプロセスによって、軽い症状だったものが本格的な病気に進行してしまいます。

(初期段階)
血流を止めて一時的に痛みを抑えたり、知覚神経を麻痺させて痛みを和らげます。しかし痛みの原因となった“血流不足”をさらに止めて目先の痛みを取る方法なので、薬が切れるとまた血流を回復しようとして、患部に血流が集中するので同じところがまた痛み出します。
さらにこれらの薬は、プロスタグランデインの働きを都合よく痛むところだけを抑えるわけではなく、全身にわたってその働きを抑え込みます。

薬は、都合よく患部だけに作用するわけではないことから、副作用が生まれます。

そのため、それまで痛くなかった新しいところまで、痛みが広がってしまうのです。

- To be continued -