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未来栄養学 (5) 鈴木修一著

未来栄養学 (5) 鈴木修一著

<未来栄養学> 拙著「健康の本質・病気の本質」(第2章)「現代栄養学の間違い」では、骨粗鬆症の本当の原因と正しい根本対策について、詳しく述べられていますが、簡単に要約すると下記のようになります。 (骨が造られるしくみ) 軟骨形成……コラーゲンが心棒となって、そこにプロテオグリカンという糖タンパクを塗り込める。それにはビタミンCとビタミンAが必要。 硬骨形成……グラタンパクという糖タンパクにカルシウムが塗り込められて...

未来栄養学 (4) 鈴木修一著

未来栄養学 (4) 鈴木修一著

<未来栄養学> (3)新・3大要素こそ健康と若さの源であり、それをサポートするのが、ビタミン/ミネ ラル/食物繊維/ファイトケミカルの4大栄養素である。 (ビタミンの働き) 1) ビタミンA、C、Eは、活性酸素を除去して、体内酵素の消耗を防いでくれます。 2) ビタミンA,Cは、目の疲れや、目の不調を回復させてくれます。 3) ビタミンEは、不老長寿のビタミンといわれ、若さを保ちます。 4) ビタミンB、Eは、疲...

未来栄養学 (3) 鈴木修一著

未来栄養学 (3) 鈴木修一著

<未来栄養学> 一方、水も重要ですが、あえて“良い水”と表現したのは、水と水分をゴッチャにする人がいるからです。「自分は毎日十分な水をとっている」と言いながら、実際にはお茶やコーヒー、ジュース、コーラ、ビールなどの水分を“水”と勘違いして、水は一滴も取っていない人がいます。これらの自販機ものは、水分のほかに砂糖、カフェイン、タンニン、添加物、アルコールなどを含んでいますので、体内では水分の補給どころか、細胞の脱水症...

未来栄養学 (2) 鈴木修一著

未来栄養学 (2) 鈴木修一著

(II)栄養学の目的を達成するためには、どうすればよいか? (1) 3大栄養素という考えを捨てて、基本重要食材として一本にしぼる。 基本食材は、主食として玄米/雑穀/豆類を中心とした“良質な炭水化物”とします。それらが体内に取り込まれると、一部はブドウ糖になって活動エネルギーとして消費され、一部は体細胞のもととなる体タンパクに合成され、残った分がストックとしてグリコーゲンや脂肪になって蓄えられます。 ことさらタンパ...

未来栄養学 (1) 鈴木修一著

未来栄養学 (1) 鈴木修一著

<未来栄養学> 栄養学に“未来”という字がついている理由は、現代栄養学は間違いだらけなので、「21世紀の正しい栄養学とはこれですよ」という意味で“未来”とつけました。 (I)栄養学の目的とは何か。 栄養学の目的ははっきりしています。 食品の成分を分析したり、カロリー値のように食品を数値化したりすることは、枝葉の部分であって本質ではありません。 栄養学の目的とはただひとつ“健康な肉体をつくること”です。 健康な...

「体調不良」からの脱却 (9) 鈴木修一著

「体調不良」からの脱却 (9) 鈴木修一著

体調不良からの脱却 <7>不眠症対策 (1) 不眠症になる原因 日頃睡眠をとりすぎていて夜眠れないとか、昼寝しすぎて夜眠れないというような“笑い話”は別として、疲れているのに眠れないという“不眠症”は、ほとんどのケースが自律神経のバランスの崩れです。 夜になったら、自律神経が活動モードの交感神経優位状態から休息/睡眠モードの副交感神経優位状態に切り換わる必要があるのですが、重労働や長時間残業による肉体的ストレス、...

「体調不良」からの脱却 (8)

「体調不良」からの脱却 (8)

体調不良からの脱却 <6>アレルギー疾患対策 (続き) 「それじゃ医者に行って治そうか」という場合はどうでしょうか。 皮膚科では“皮膚病は皮膚の病変”と見なしますので、「ステロイド軟膏を処方して皮膚を治しましょう」ということになります。皮膚のかゆみや痛みは確かに一時的には治まりますが、塗布を中止するとまた出てきます。長期に使用すると酸化ステロイドになって化膿して、よけいにひどくなったり、皮膚の毒素を薬でまた体内...

「体調不良」からの脱却 (7) 鈴木修一著

「体調不良」からの脱却 (7) 鈴木修一著

体調不良からの脱却 (6)アレルギー疾患対策 現代社会においては、昔は平気だった花粉/ダスト/食物などに敏感になって、過剰反応をする子供や大人が増えました。それにはいろいろな理由が考えられますが、症状別に分けて述べていきたいと思います。 (1)小児喘息(ぜんそく) ☆小児喘息の特徴……子供の気管支喘息で、牛乳/卵/お菓子などの食物性抗原に対するアレルギーによるものが多いとされていますが、それだけが原因ではあり...

「体調不良」からの脱却 (6) 鈴木修一著

「体調不良」からの脱却 (6) 鈴木修一著

体調不良からの脱却 <5> 風邪対策 風邪とは英語で“Catch a Cold”(=冷えを取り込む)と言いますが、体内に“冷え”を取り込んでしまうと、風邪を引いてしまいます。第3項の「低体温からの脱却」でも述べましたように、日頃から体温が高めの人は体調不良になりにくく、風邪も引きにくい体質になっています。寒いから風邪を引くのではなく、冷えを取り込みやすい体質が風邪を呼び込みます。寒いから風邪を引くのなら、ロシア人はみんな風邪...

「体調不良」からの脱却 (5) 鈴木修一著

「体調不良」からの脱却 (5) 鈴木修一著

体調不良からの脱却 <4> 貧血からの脱却 (1) 貧血になる原因 ☆精神的ストレス……ストレスで怒り/不満/悩みなどが日常的にたまっていると、血行不良による胃粘膜の冷えや胃酸分泌の乱れが起こります。それに伴って消化不良が起こり、造血組織である腸の機能も弱くなりますので、質の良い血液が造られにくくなります。 ☆日常的な冷え………冷たいものを好んでとり、減塩食や野菜サラダの常食、それに加えて運動不足や筋肉不足、食が...